CS60パーソナル施術マニュアル
Contents
■「CS60」および「CS60パーソナル」とは?
◇CS60のコンセプト
CS60とは、先端に集められたプラス電位を、独自の「スピン構造」から生成される「磁界」が引き込み、アース部分から排出する構造の施術器具です。
プラス電位を引き抜くことで、細胞の働きがスムーズ(活性化)になればとの思いを込めて「CS60」と名づけられました。
CS60で施術をすると、問題箇所(プラス電位が溜まっている部分)に「痛み」が生じます。
この「痛み」は「CS60が堆積したプラス電位を引き抜く際に生じる痛み」です。
多くのCS60の施術を受けられた方の「反応」を元に、私たちはその仮説の正しさを確信しCS60の普及活動を続けております。
ですがプラス電位の存在、ならびにCS60の除去効果は「科学的に実証されたもの」ではありません。
その「痛み」が自身の問題個所の発見、および成果確認のためのバロメータになります。
◇パーソナルとスタンダードの違い
CS60は「スタンダード」と「パーソナル」2種類のご用意があります。
「スタンダード」は自分自身/他者を施術するためのCS60です。
一方、「パーソナル」は自分自身を「効率的に」施術するためのCS60です。
パーソナルでは、他者を施術することはできません。
振動療法+アライメント調整 | 【がっつり治療プラン】 振動療法+アライメント調整 |
|
---|---|---|
60分 | 20,000円 | 25,000円 |
90分 | 30,000円 | 37,500円 |
120分 | 40,000円 | 50,000円 |
■CS60パーソナルの基本的な使い方
◇大まかなセルフ施術工程
1.問題箇所を探す
多くの場合、プラス電位が引き抜かれることによる「痛み」が生じます。
こうした痛みが生じる箇所は、CS60で施術するのに有効な「問題箇所」です。
2.痛みが減少するまで擦り続ける
溜まったプラス電位が抜け続けています。
プラス電位が減少してくると、それに伴い「痛み」もだんだんと薄くなっていきます。
痛みだけでなく「固さ」や「違和感」にも変化が生じます。
いずれも「成果」の現れと判断することができます。
3.残ったプラス電位を流す(仕上げ)
このとき、工程2.よりも圧を弱めにして「面をなでるように」さすっていきましょう。
工程2.により奥から出てきた「プラス電位」の一部は、排出されず表面に残ります。
工程3.はこの残ったプラス電位を流していく「仕上げ作業」になります。
1つの問題箇所における大まかな施術工程は以上です。
施術部位の「痛み」や「固さ」「違和感」の変化を確認しながら、施術時間を調整しましょう。
「成果」が得られたと思われたら、次の部位を同じ要領で施術していきましょう。
4.(3~4箇所施術をしたら)全身のプラス電位を流す
この作業により全体での「流れ」が良くなり、結果、各部位の施術において成果が出やすくなります。
⇒何が10分なのじか?
※左右、上下、斜め、など範囲を広げてさすること
注:同じ場所を擦り続けないようにしましょう。
⇒「CS60の施術のしすぎ注意」アナウンスについて再検討。
◇「痛み」が問題箇所や施術成果を教えてくれる
最初のうちは「プラス電位が引き抜かれる際の痛み」と「金属片で擦ったときの物理的な痛み」とを混同される方が多いです。
ですが感覚を集中すると、周辺部位を同じ強さ(圧)で擦っているにもかかわらず「痛みに差があること」に気が付かれることでしょう。
この「痛みの差」が問題箇所ならびに成果を教えてくれる「指標」となります。
「痛み」に対する感覚を研ぎ、痛みの状態や変化を丁寧に認識していくことが施術上達の重要な要素となります。
◇アプローチの角度と握り方
●アプローチの角度
問題箇所に対し「上から90度」でアプローチをするのが基本です。
色々なアプローチを試してみましょう。
●基本的な握り方…「片手」で軽く持つ
CS60を持つ際は、背面を手のひらで包み「胴体部」に指を当て、つまみあげるように軽く持ち上げます。
このとき、指がアース部分に触れぬよう注意してください。
(※アース部分に触れると、プラス電位が再び身体に入り込んでしまいます!)
●不安定なところは「両手」で
不安定な箇所は「両手」で施術を行いましょう。
■CS60セルフ施術3パターン
CS60パーソナルの主な施術パターンは、「擦る」「押す」「叩く」の3種です。
身体の表や表面部を施術する際は「擦る」、身体の裏側や中層部~深層部にアプローチする場合には「押す」がそれぞれ適しています。
一方、痛みが表出しにくい箇所や深部へアプローチする場合については「叩く」が有効です。
「擦る」「押す」「叩く」比較表
手技+アライメント調整 | 手技のみ | |
---|---|---|
30分 | 8,000円 | 5,000円 |
40分 | 9,000円 | 6,000円 |
50分 | 10,000円 | 7,000円 |
60分 | 11,000円 | 8,000円 |
90分 | 15,000円 | 12,000円 |
120分 | 19,000円 | 16,000円 |
◇施術パターン①「擦る」
- 1.対象範囲を「少し痛みを感じる程度の圧」をかけた状態で擦りましょう。
- 2.圧を保った状態で「スピーディーに」擦りましょう。
- 3.そのまま「痛み・違和感」が減少するまで擦りましょう。
●「擦る」が向いている主な部位
- ・「擦る」は手が届きにくい背中部分以外、全身が対象範囲になります。
- ・表層に溜まったプラス電位を広範囲に渡り効率的に取り除くことができるのが「擦る」の特徴です。
- ・角度は問題個所に対し常に90度を保つよう心がけましょう。
- ・擦る際は、手首をこねないように注意します。
- ・素早く動かした方が「効率的」にプラス電位が抜けます。
動作や痛みに慣れてきたら、素早く擦ってみましょう。
このとき角度がズレないように注意しましょう
◇施術パターン②「押す」
- 1.問題個所に対し直角に当て、「痛み」が出るまで圧をかけていきます。
- 2.プラス電位が溜まっている箇所は、弱い圧力でも痛みが生じます。
- 3.適度な痛みを感じながら、一定の圧をかけ続けます。
- 4.しばらくすると、少しずつ痛みが減少します。
(このとき、「じんわりと暖かさ」が感じられることが多いです。) - 5.痛みがほとんど無くなったら、他の箇所に移動します。
●「押す」が向いている主な部位
- ・お腹のようにアプローチしたい箇所が中層~深部にある部位は「押す」が適しています。
- ・手が届きにくい「背中」なども押すと成果が出やすいです。
- ・その他、鼠径部/大胸筋/小胸筋/前鋸筋周辺も「押す」が適しています。
◇施術パターン③「叩く」
- 1.問題個所に対し直角に当て、「痛み」が出るまで軽く叩きます。
- 2.プラス電位が溜まっている箇所は、他の箇所よりも「鋭い痛み」が感じられます。
- 3.適度な痛みを感じながら、リズミカルに叩き続けます。少しずつ痛みが減少していきます。
- 4.痛みが無くなったら、他の箇所に移動します。
●「叩く」が向いている主な部位
- ・頭部/胸部/臀部/膝/足裏などは「叩く」が適しています。
- ・長年のコリや身体の「深部」にある問題個所は「痛み・違和感」が出にくい場合があります。
そうした箇所には「叩く」が有効です。
(叩くことでCS60の作用ストロークが長くなり、より深部へのアプローチができるようになります。) - ・「擦る」際に生じる痛みが耐え難い場合、擦る代わりに「軽く叩く」のがおすすめです。
- ・「痛み・違和感」が出にくい場合、「穴(突破口)をあけること」をイメージしながら叩くと効果的です。
- ・リズミカルに素早く叩くことで「痛み」が表出しやすくなります。
※力任せのアプローチにより生じる痛みは「物理的な痛み」であり、成果による痛みではありません。
闇雲に「強く叩く」ことは絶対にしないでください。
■施術後について
◇皮膚表面に残ったプラス電位から生じる痛みを流す
CS60でセルフ施術をした後に「痛み」が残る場合があります。これは「表面に残ったプラス電位」により生じる痛みです。
その場合は、圧を加えず「プラス電位を流す」イメージで対象部位を軽くこすっていきましょう。
プラス電位と共に、痛みも減少していきます。
◇施術後の身体変化について
施術後、だるさ・痛み・痣のような痕(赤褐色もしくは青色)が出ることがあります。
これは「体がより良い状態に向かっている場合」に多く現れる現象です。
※痣のような痕は、一般的な痣よりも早く元の状態に戻る場合が多いです。
施術後のだるさは「有酸素運動をしているとき」と同様のメカニズムで生じます。
(例えば「プールから出た直後」をイメージ頂くと分かりやすいです)
だるさが取れない場合、可能であれば「短時間の仮眠をとる」のがおすすめです。
■「効果的な」セルフ施術のためのポイント
◇「成果」が表にくい箇所について
施術をしても「成果」が現れにくい箇所については「一旦、その部位から離れて周辺部位を先に施術すること」をお勧めします。
こうした場合、他の箇所を先に施術してから当該箇所に戻って施術をすることで「成果」が出やすくなることがよくあります。
また、長期に渡ってプラス電位が滞留していた部位は、成果が生じる(プラス電位が抜け始める)のに時間がかかることが多いです。
それでも根気強く施術を続けているうちに少しずつ変化が生じ、プラス電位が流れ始めるようになります。
◇素肌に「直接」施術をしない
素肌への施術(特に「擦る」)は「摩擦」が生じやすくなります。
それによりCS60の動きが阻害され、成果が出にくくなります。
また、摩擦により肌を傷つけることにもつながりますので、施術は着衣の状態で(もしくは素肌部にタオルを当てて)行うようにしましょう。
服の厚みが気になる場合は、薄手の服を着用しましょう。
破損しやすいプリントやデザインの衣服を着て施術を行う場合は、着衣の上からタオルをかけましょう。